「20代後半はもう遅い」
「30代からの挑戦は無謀」
「40代で夢を語るなんてバカげてる」
こんな言葉を、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
そして、追い討ちをかけうような広告やセミナーの謳い文句は、
- 「このままでは手遅れになりますよ!」
- 「今すぐ決断しないと、一生後悔しますよ!」
正直に言います。
僕はこうした“手遅れマーケティング”が死ぬほど嫌いです。
なぜなら、人の不安に漬け込んで財布を開かせるだけでなく、選択の自由を奪うから。
「手遅れ」というラベルの暴力

「手遅れ」という言葉は、忠告を装った暴力だと思っています。
- 20代後半でフリーターなら、もうまともな就職はできない
- 30歳を過ぎたら、未経験の転職は手遅れだ
- 40代から新しいことを始めても意味がない
こうした言葉は、いっけん「心配してくれてるアドバイス」に聞こえるかもしれません。
でも実態は、“お前はもう終わりだ”と、未来を奪う烙印を押してるだけなんですよ。
なにより恐ろしいのは、何の根拠もないのに当たり前の意見として蔓延してること。
そして、遠回しに「手遅れ」と言われた人はどうなるか?
「そっか、自分はもう手遅れなんだ…」と、可能性のスイッチを自分でオフにしてしまうんです。
つまり、“まだ間に合う状況”なのにも関わらず、自分自身で「終わり」と見限ってしまうんですよね。
だから僕は思うんです。
「手遅れ」という根拠のない言葉を受け入れることこそ、人生で1番もったいないことだと。
「もう遅い」を生み出した日本型雇用システム

「手遅れ」風潮の主な要因は、“終身雇用”と“新卒一括採用”の日本型雇用システムにあります。
- 新卒でレールを外れると「失敗者」扱いされる
- 年齢を重ねると、挑戦する余地が狭くなる
- 挑戦や変化よりも「安定」を求めるのが正しい
こうした背景があるからこそ、手遅れの空気が社会に蔓延っているんですよね。
でも冷静に考えてみてください。
この手遅れ信仰を生み出したのは、戦後の高度経済成長期に作られた昭和モデルにすぎません。
今は令和の時代。
終身雇用は崩れ、副業や転職は当たり前になりましたよね?
つまり「もう遅い」という感覚は、時代錯誤の亡霊みたいなものなんですよ。
だから本当の敵は、年齢でも経歴でもないんです。
あなたの挑戦を止めるのは、社会が植え付けた“幻”なんです。
手遅れを利用するマーケティングの罠

「もう遅いですよ」「今のうちにやらないと一生後悔します」
こんな言葉を、ネットや広告で見かけたことはありませんか?
これは忠告ではなく、あなたに売るための脅し文句みたいなものです。
人の不安を過大に煽って「手遅れ」というラベルを武器にする。
僕は上記を、手遅れマーケティングと呼んでいます。
- 今から投資を始めないと一生損しますよ⇨投資の高額セミナー
- 20代フリーターは人生詰みますよ⇨おとり求人やブラック企業
- 40代で筋トレを始めても無意味ですよ⇨高額サプリやパーソナル
何を隠そう、過去の僕も手遅れマーケティングの被害者なんですよね。
ネットで見かけた「20代前半のフリーターはもう終わり」という記事に完全に飲まれてしまいました。
「やばい、今動かないと一生詰むんだ」と焦って登録したのは、個人が運営する怪しい転職メディア。
不安のあまり、判断力が低下していたこともあって「これが最後のチャンスだ」と信じ込んでしまったんです。
そして、紹介されたのはブラック企業のオンパレード。
正社員になれることをエサに、劣悪な環境に押し込もうとする斡旋ばかりでした。
不安と焦りで冷静さを失っていたからこそ、そんな罠に気づけなかったんですよね。
「手遅れですよ」という言葉に反応して焦ると、たいていロクな結果になりません。
皮肉なことに、手遅れを信じること自体が、1番手遅れになってしまうんですよね。
手遅れなんて存在しない

「もう遅い」と思って何も始めなければ、そこで本当に終わってしまいます。
でも実際には、人生の後半から動き出して大きな成果を残した人なんて、いくらでもいるんですよ。
- カーネル・サンダース:65歳でフランチャイズ展開
- アンナ・メアリー:70歳から絵を描き始め、80代で世界的な画家に
- J.Kローリング:生活保護を受けながら、30代半ばでハリーポッターを出版
とはいえ「この人たちは、元からすごかったんでしょ?」と思う人もいるかもしれません。
たしかに、彼らには突出した才能が眠っていたのかもしれません。
でも僕が強調したいのは、才能の有無ではありません。
「遅いかどうか」ではなく“やると決めた瞬間に動いた”という一点です。
65歳でも、70歳でも、生活がどん底でも。
彼らは「今さら自分には遅い」なんて諦めなかったんですよね。
つまり、成果を分けたのは能力の差ではなく、“自分を信じて動いた”ことなんです。
この違いが、人生を大きく変えたんです。
だからこそ、あなたに知ってほしいんです。
「もう遅い」と思った瞬間こそ、まだ未来を塗り替えるチャンスが残っているということを。
手遅れなんていう言葉は、社会の古い価値観とマーケティングの都合で作られた幻にすぎません。
そんな幻想を鵜呑みにして可能性を放棄することこそ、本当の手遅れなんですよ。
あなたがスイッチを入れ直すことばできれば、何歳だろうと人生を変えることができるんです。
だから、手遅れ風潮や手遅れマーケティングに耳を貸す必要もありません。
自分の可能性を信じられるのは、いつだってあなたなのだから。


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